痛風
痛風は、尿酸という物質が体内で過剰になることで結晶化し、関節に沈着して炎症を起こす病気です。突然の激痛を伴う発作が特徴で、中年以降の男性に多くみられます。
主な症状
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足の親指の付け根が腫れて激しく痛む(最も典型的)
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発赤、熱感を伴う
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起床時や飲酒後に発症しやすい
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発作は通常1週間程度で自然に軽快するが、再発を繰り返す
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長期放置すると関節の変形、腎障害のリスク
原因
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血液中の尿酸値が高くなる(高尿酸血症)
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尿酸はプリン体から代謝されるため、以下の要因がリスクに
生活習慣リスク:
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飲酒(特にビール)
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肉類・魚卵・内臓の摂取過多
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肥満
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ストレス、脱水
病的要因:
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腎機能低下(尿酸の排泄が悪くなる)
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高血圧や糖尿病との関連も深い
検査と診断
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血液検査(尿酸値、白血球、CRPなど)
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尿検査(尿中尿酸排泄)
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関節液検査(尿酸結晶の確認:必要に応じて)
治療法
急性発作時と、再発予防のための慢性治療の両方を考慮します。
急性期治療:
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NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)
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コルヒチン(炎症抑制)
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ステロイド薬(重症時)
慢性期治療:
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尿酸生成抑制薬(アロプリノール、フェブキソスタットなど)
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尿酸排泄促進薬(ベンズブロマロンなど)
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食事・生活指導(アルコール制限、水分摂取)
院長より
「突然の激痛で歩けなくなった」「また同じ関節が腫れた」そんな症状は痛風の可能性があります。当院では発作の治療と、再発を防ぐための生活・薬物療法をトータルにサポートします。放置せず、早めの受診をおすすめします。
