酸っぱい水が口に広がる
「寝ているときに酸っぱい液体がこみ上げてくる」「食後に喉の奥に酸味を感じる」──これらは、胃酸の逆流による“胃食道逆流症(GERD)”の典型的な症状です。現代人に増えている病気の一つで、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。
主な原因
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食道下部括約筋(LES)のゆるみ
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脂肪やアルコールの過剰摂取
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食べすぎ、早食い
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肥満や妊娠による腹圧上昇
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食道裂孔ヘルニア
併発しやすい症状
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胸やけ(みぞおちのあたりの焼けつくような痛み)
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喉の違和感、咳、声枯れ
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就寝中の咳、喘鳴
検査と診断
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問診(発症の時間帯、誘因)
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胃カメラ(食道粘膜の炎症や潰瘍の有無を確認)
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胃酸逆流の程度を調べる検査(必要時)
治療法
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胃酸分泌抑制薬(PPI)
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胃内容物の排出を促す薬(消化管運動促進薬)
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就寝前2〜3時間は飲食を避ける
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食後にすぐ横にならない
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高脂肪・刺激物・カフェインの制限
院長より
酸っぱいものがこみ上げてくる不快感は、胃酸逆流の治療で改善できます。慢性化すると食道に炎症が残ることもあるため、早めの対処をおすすめします。
