だるさ
「体がだるくて何もやる気が出ない」「朝起きても疲れが取れない」など、だるさは日常的によくみられる訴えです。単なる疲労の場合もありますが、内科的な病気が隠れていることもあるため注意が必要です。
だるさの主な原因
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睡眠不足、生活リズムの乱れ
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ストレス、精神的な疲労
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栄養不足、脱水
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貧血
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感染症(風邪、インフルエンザ、コロナなど)
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内分泌異常(甲状腺機能低下症など)
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肝機能異常、腎機能低下
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心不全など循環器疾患
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糖尿病
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更年期障害
注意すべきだるさの特徴
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数週間続く
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発熱、体重減少、息切れを伴う
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朝起きられない、動けないほどの倦怠感
検査と診断
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問診(生活習慣や既往歴)
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採血(貧血、肝腎機能、甲状腺ホルモンなど)
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尿検査
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必要に応じて心電図、胸部レントゲン
治療法
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原因に応じた治療(貧血、感染症、内分泌異常など)
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栄養や生活習慣の指導
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睡眠の見直し
院長より
「だるい」は誰もが経験することですが、病気の初期症状である可能性もあります。お一人お一人の生活や背景に合わせた診療を心がけていますので、お気軽にご相談ください。